イギリス(スコットランド)の古城【アイリーン・ドナン城】

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アイリーン・ドナン城

スコットランドで一番美しいと称される、アイリーン・ドナン城

ドゥイッヒ湖、ロング湖、アルシュ湖の三つの海水湖が交わる小島に佇む石の城塞です。

 

国名 / 所在地

イギリス / スコットランド北西部、ハイランド地方
(正式名称:グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)

 

概要

7世紀ごろの教会の跡地にスコットランド王がヴァイキングの侵略から守るために築城された、アイリーン・ドナン城。陸から数メートル離れた小島とお城は石橋で繋がっていて、宮殿のような派手さは一切ないにも関わらず、その美しい景観から毎年多くの人たちが訪れています。

♔しかし、日本ではあまりメジャーではないらしく、日本人の観光客はあまり遭遇しないとか。。。な~ぜ(?_?)

この古城の名前は、ゲール語で『ドナンの島』と言い、ドナンとはケルト司祭の名で『Eilean』は島を指します。ケルト司祭は、この地で布教活動をしていたとされます。

実は『Eilean』はアイリーンと発音しないとう説もあり、実際のところは不明です。(日本語に訳すのが難しいんですかね?)

 

建設の歴史

起源は7世紀頃の教会の跡地だったとされます。

13世紀初頭に、ヴァイキングの侵略を防ぐためスコットランド王アレキサンダー2世(3世という説もあり)によって築城が始まります。

15世紀に、この周辺を任されていたマッケンジー家は、このお城の守護をマクレー家に託します。

1719年、ジャコバイト蜂起(✽)の拠点となり、イギリス政府軍によって破壊されます。

1912年~1932年、ジョン・マクレーによって再建されます。

1955年、一般公開されます。

 

見所・ハイランドにみるスコットランドの風景

お城のあるハイランドは北の高地帯で、南側の低地帯をローランドと呼びます。何かと争ってきたイングランドに近いローランドよりも、このハイランドではスコットランド独自のケルト文化が色濃く残っているようです。

城内は博物館として公開されています。居館、天守閣は撮影禁止になっています。居室、寝室、ダイニングルーム、キッチンなどが見学出来ます。

キッチンでは、ジョン・マクレーがお城の改修工事完了の際、晩餐会の準備をしている様子が蝋人形などを用いて再現されています。

 

コテージやアパートメントから眺めるアイリーン・ドナン城

この島の周辺には、アイリーン・ドナン城を部屋から眺められる宿泊施設があります。

★コテージ・・・毎週土曜日~土曜日まで宿泊が可能。ショート泊(4夜)も出来ます。こちらは到着日の6週間前まで予約が可能です。お部屋はダブルとツインベッドが設置。薪ストーブも完備!なんといっても180度のパノラマビューが望める窓!

★アパートメント・・・自炊式宿泊施設。スカイ島、オブロハルシュ、ウェスターロス、ネス湖エリアを巡る拠点として最適です!短期、長期滞在可能で、ペットも可!(※ただし注意事項有りますので、下記の公式HPでご確認下さい。)

足を伸ばしてスカイ島へ

アイリーン・ドナン城からスコットランドのインナー・ヘブリディーズ諸島の最北端にある最大の島、スカイ島へ足を伸ばしてみると、大自然の美しさを体験出来るそうです。

キルト・ロックと呼ばれる断崖絶壁、最高719メートルに及ぶ岩山があるオールドマン・オブ・ストーや文化の中心地である港町ポートリーなど、スコットランドの魅力がいっぱい詰まった島と言えますねヽ(´▽`)/

♔ちなみに『スカイ(Isle of Skye』は空のスカイではなく、ゲール語の『翼』の事。語源が『Eilean Sgitheanach=翼をもつ島』とあり、島の形を現しています。

 

まとめ・感想

映画『ハイランダー』『007~ワールド・イズ・ノット・イナフ~』などで使われている古城だけあって、ロケーションが素晴らしい!(写真や動画で見ているだけでも惹き込まれてしまいます(^o^)

周りの自然と石造りのお城の組み合わせは、どの古城にも見られない独特の世界を見せてくれるようです。また、お城を取り囲む海水湖は引潮の時と満潮の時では、かなりその景観が異なるそうなので、出来れば満潮時に訪問し、湖面に浮かぶ古城を見てみたいですねo(^▽^)o

※アイリーン・ドナン城へのアクセスは車(レンタカー)がオススメのようです。なぜなら、駐車場が無料!ただし、数はそんなに多くないらしい(^_^;) ちなみにタクシーだと『カイル・オブ・ロハルシュ駅《終着駅》』から約15分。

 

 

(✽)元は1688年にイングランド南西部に起こった名誉革命(イングランドで起きたクーデター)の反革命側の通称。追放されたスチュアート朝ジェームズ2世とその直系男子に対し正統な王位の復位を目的としたもの。ここでいう『ジャコバイト蜂起』は『1719年の乱』とも呼ばれているスペイン王国の支持を得たスコットランドでの蜂起のこと。結果、政府軍が勝利しその年の6月に終結。(ジャコバイトの語源はジェームズのラテン語読み『ヤコブス』から。)
(出典:Wikipediaより)

 

参考資料:アイリーン・ドナン城公式URL=https://www.eileandonancastle.com/

参考資料:世界一美しい夢の城図鑑/世界のお城研究会 編/宝島社 2014年

参考資料:イギリス史10講  近藤和彦/岩波書房 2013年

他多数のWebサイトから参考にしております

 

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